エクスペリアの海外版エントリーモデル「XPERIA E4」が発表されました。XPERIA ZL2ユーザーの私は、E4のデザインを見て「似てる！」と思わずにいられませんでした。XPERIA E4がどのような端末なのか？画像たっぷりでご紹介します。ZL2 SOL25と比べながら、スペックの詳細もチェックしていきたいと思います。
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XPERIA E4のカラーは黒と白の2色
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| XPERIA E4のカラーはホワイトとブラック |
XPERIA E4のカラーは2種類。ホワイト（White）とブラック（Black）です。ZL2 SOL25はホワイト、ブラックの2色に加えて、色鮮やかなターコイズがラインナップされていました。
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| XPERIA ZL2はターコイズを含む3色展開 |
XPERIA E4の背面は、ZL2の質感にそっくり
ボディ背面はとてもよく似ています。カメラ周りのデザインや配置、丸みを帯びたフォルム、マットな質感など、そっくり。まるで兄弟のようです。 |
| とてもよく似ている |
XPERIA ZL2には「XPERIA」ロゴ、XPERIA E4には「SONY」のロゴがあります。
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| 左：XPERIA ZL2 右：XPERIA E4 |
XPERIA E4 カメラ周りのデザイン
カメラ周り。ZL2にはGレンズ搭載を意味する「G」マークがありますが、E4は無印。Gレンズ非搭載のようです。ZL2は2070万画素。E4は500万画素。E4のインカメラが200万画素なのに対して、ZL2は30万画素。解像度が低すぎて、私は一度もZL2のインカメラを使ったことがありません。XPERIA E4のメインカメラ画素数は平凡であるものの、インカメラはXPERIA Z3と同等の200万画素を確保しているあたりは、自撮りの需要にしっかり応えたものだと思われます。
ソニーXPERIA搭載のGレンズってどこがスゴイの？
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| 左：XPERIA ZL2 右：XPERIA E4 |
側面の比較。「E4はずいぶん分厚くて野暮ったいなあ」と思いつつスペック確認すると、E4の厚みが10.5mmなのに対して、ZL2は10.8mm。負けてる…。ZL2に大きな不満を感じることなく愛用している私ですが、この厚さだけは勘弁してほしかった。まさかワールドクラスの分厚さだったとは。
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| 上：XPERIA E4 下：XPERIA ZL2 |
XPERIA E4のフロントスピーカー
スピーカーはSONYロゴ上部にあり、E4、ZL2ともにほぼ同じデザインになっています。 |
| 上：XPERIA E4 下：XPERIA ZL2 |
XPERIA E4は5インチディスプレイ
XPERIA E4は5インチ・ディスプレイ。解像度960×540（qHD）のIPS液晶。画面を斜めから見ても鮮やかなままです。XPERIA ZL2は5インチ・ディスプレイ。解像度1920×1080（フルHD）のVA液晶。画面を斜めから見ると、やや白っぽくなります。解像度ではおおきく劣るXPERIA E4ですが、美しい発色のIPS液晶を搭載している点ではZL2に勝っています。
XPERIA E4スペック詳細
OS
XPERIA E4：Android 4.4.4 （Android 5.0に対応予定）XPERIA ZL2：Android 4.4.4
RAM/CPU
XPERIA E4：1GB／MediaTek MT6582／1.3GHz クアッドコアXPERIA ZL2：3GB／Qualcomm Snapdragon MSM8974AB／2.3GHz クアッドコア
RAM3GB・4GB搭載スマホ＆XPERIA内蔵メモリ容量全機種まとめ
ROM
XPERIA E4：8GB（32GBまでのmicroSDHCカード対応）XPERIA ZL2：32GB（128GBまでのmicroSDXCカード対応）
スマホで使うマイクロSDカードおすすめ容量はコレで決まり！
バッテリー（電池容量）
XPERIA E4：2,300mAh（ウルトラスタミナモード）XPERIA ZL2：3,000mAh（スタミナモード）
最新XPERIA Z3のウルトラスタミナモード。全てのXPERIAに搭載してほしい！
カメラ
XPERIA E4：メイン500万画素 サブ200万画素 HD動画撮影対応XPERIA ZL2：メイン2070万画素 サブ30万画素 4K動画撮影対応
XPERIA ZL2 SOL25の弱点は3つ。重さ、厚さ、貧弱なインカメラ
重さ・大きさ
XPERIA E4：144グラム。高さ137mm×幅75×厚さ10.5mmXPERIA ZL2：167グラム。高さ137mm×幅72mm×厚さ10.8mm
XPERIA E4とZL2、Z2aは三兄弟!?
日本で発売されたXPERIA ZL2と、台湾で発売されたグローバルモデルXPERIA Z2a（D6563）、今回発表されたXPERIA E4を並べてみると、非常によく似ています。似た者同士の三兄弟といえば、ボクシングの亀田三兄弟を思い浮かべずにはいられません。
ZL2とZ2aのデザインと基本性能はほぼ同等ながら、インカメラ（ZL2：30万画素、Z2a：200万画素）や内蔵ストレージ（ZL2：32GB、Z2a：16GB）に違いが見られます。この2台とE4のデザインは酷似していますが、液晶解像度や内蔵メモリには大きな差が見られます。こうしたいびつな関係性も、エクスペリアにおける「三兄弟」と言ってよいのではないでしょうか。（いいのかな…）
比類なきスペックのXPERIA Z3を内藤大助とするならば、ZL2・Z2a・E3はまさに亀田三兄弟。デザイン勝負で判定を求めれば、多くの人たちはZ3に軍配を上げるでしょう。私の所有端末であるXPERIA ZL2は、デザイン・スペックともにつっこまれることの多い機種です。「インカメラが30万画素なのはありえない」「重い。ぶ厚すぎる」「あんなのXPERIAのデザインじゃない」などなど。容赦ない罵声を浴びせられる姿はまるで、「あんなのボクシングじゃない」などと責められる三兄弟のよう。
ここ日本において、E4のデザインを目にした人たちが何を思うか。私にはなんとなく予想がついてしまいます。ZL2の評判を耳にするとき、他のフラッグシップとは一線を画したデザインに対して辛辣な意見が飛び交うさまを見てきたからです。私は心配しています。「末っ子・E4のデザインは、国外で受け入れられるのだろうか？」と。
三兄弟の末っ子・和毅は、シカゴの地で試合することを許されました。長男・興毅はいまだに国内で試合することを許されていません。アメリカは、和毅と同じようにE4の特徴的なデザインを受け入れてくれるだろうか？
XPERIA E4の成功を願っています。
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