メニュー

2017年4月13日木曜日

SAMSUNG EVO+「2017年モデル」の改良点とは?2016年モデルとの違いを解説




SAMSUNG EVO+ microSDカードの「2017年モデル」が4月30日に発売されます。



SAMSUNG EVO+の2017年モデルは、転送速度がアップ


SAMSUNG EVO+ microSDカードの「2017年モデル」は、転送速度がアップ。

特に64GBと128GBは転送速度が大きく向上。UHS-Iクラス3(U3)に対応するなど、「2016年モデル」との明確な差別化が図られています。


32GB

2017年モデル(MB-MC32GA/ECO)
読み出し95MB/s・書き込み20MB/s・U1

2016年モデル(MB-MC32DA/FFP)
読み出し80MB/s・書き込み20MB/s・U1

64GB

2017年モデル(MB-MC64GA/ECO)
読み出し100MB/s・書き込み60MB/s・U3

2016年モデル(MB-MC64DA/FFP)
読み出し80MB/s・書き込み20MB/s・U1

128GB

2017年モデル(MB-MC128GA/ECO)
読み出し100MB/s・書き込み90MB/s・U3

2016年モデル(MB-MC128DA/FFP)
読み出し80MB/s・書き込み20MB/s・U1




解説|SAMSUNG EVO+ 2017年モデル


32GBの2017年モデルに「劇的な改良点」はありません。読み出しが15MB/s速くなっただけ。200円高いので、安さ優先なら2016年モデルがオススメ。

64GBの2017年モデルは「書き込み速度」が大幅アップ。60MB/sに改良され、U1からU3へ進化。ただし値段も1,000円アップ。2016年モデルには「安さ」というメリットが残されています。

128GBの2017年モデルは「最強microSD」に進化。256GBモデルとほぼ同等性能の「読み出し100MB/s・書き込み90MB/s・U3」。この性能&容量で7,980円は破格。



128GBが、最も魅力的なモデルに進化


最も魅力的なモデルに進化したのは128GB。転送速度が劇的にアップ。上位モデルのPRO、PRO+を喰ってしまうほどのハイスピードにもかかわらず7,980円という値段に抑えているところは、サムスンならでは。買う価値があると思います。

32GBは読み出しが僅かに向上しただけなので、200円安い2016年モデルが魅力的。

64GBは書き込み速度アップ&U3に対応したものの、2016年モデルと比べて1,000円高いので、安さ優先ならば2,980円で販売されている2016年モデルがおすすめ。書き込みの速さを求めるなら2017年モデルです。



まとめ


SAMSUNG EVO+は、「安さ」が売りのモデルです。正確にいえば「安くて速い」からこそAmazonランキング1位を獲得しているモデルです。

2016年モデルでも十分なスピードを備えていただけに、「さらにスピードアップして値上げ」した2017年モデルがユーザーの歓迎を受けられるのかは見もの。

2017年モデルのSAMSUNG EVO+は、上位版のPROシリーズに肉薄するハイスピードモデルへと生まれ変わっていることから、今後PROとPRO+がどのように展開されていくのか。EVOやPROは存続するのか。EVO+とPRO+に絞られていくのか?など今後のラインナップ展開が気になります。

「2017年モデル」として転送速度が刷新されたSAMSUNG EVO+ microSDカード。もっとも魅力的に映るのは128GBモデル。しかし「2016年モデル」が継続販売されているうちは、安さで勝る2016年モデルが支持を得るのではないかと予想されます。

安さこそがSAMSUNG EVO+の魅力。

1,580円で買える32GBはアマゾン1位。2,980円の64GBはアマゾン3位。安さと速さで売れています。

2016年モデル
32GB64GB128GB256GB

2017年モデル
32GB64GB128GB

※ 記事内の価格・ランキング順位は、2017年4月12日現在
※ 2017年モデルの発売開始は2017年4月30日




SAMSUNG EVO+ microSDXCカード 64GB 使用レビュー|MB-MC64DA/FFP

サムスンPRO+ microSDカード 使用レビュー|PROとの速度差を比較してみた

サムスンmicroSDカード「PRO/PRO+/EVO/EVO+」の選び方をアドバイス