2014年10月12日日曜日

スマホで使えるおすすめmicroSDカードの選び方5つのポイント


microSDカードの選び方・失敗しない買い方

大量のデータを持ち歩くために、大容量のmicroSDカードは必須。購入する際のポイントを5つに分けて、わかりやすくご紹介したいと思います。

1. 容量のおはなし(microSDHCとSDXCの違い)
2. 転送スピード(CLASS)とは?
3. 新規格・UHS-Iとは?
4. 安心できる買い方
5. 高ければ正解、ではない。価格も大事

品質が信頼できる国内正規販売のおすすめのmicroSDカードもお教えします。

買うべき1枚が見つかる、おすすめ記事
XPERIA XZで使える、マイクロSDカードのおすすめ7選
 私が実際に使用したマイクロSDカードの中から、自信をもってオススメ





1. microSDHCとmicroSDXCカードの違いは?


現在流通しているmicroSDのカード容量は、おおきく7つに分類できます。2GB、4GB、8GB、16GB、32GB、64GB、128GB、200GBの8種類。この中で売れ筋なのが32GB64GB。次点で128GBと16GB。高機能スマホで8GB以下のマイクロSDカードは容量不足といえます。200GBは高価であるため、128GBや64GBに比べて買いづらいのが現状です(⇒SanDisk Ultra 200GB microSDXCカードで得られる4つのメリット)。初めてマイクロSDカードを購入される方は、32GBか64GBのどちらかで頭を悩ませることになるでしょう。最近では128GBも8千円程度で購入できるようになりました。大容量がほしい人には128GBをおすすめします。私も128GBを愛用中です。スマホに128GBのマイクロSDXCカードって本当に必要?


SDHCとSDXCの違いは、カード容量の違い

カード容量が2GBまでのものをmicroSDカード、と呼びます。
4GB~32GBをmicroSDHCカード、と呼びます。SDHCは、High Capacity(大容量)を意味します。
64GB以上をmicroSDXCカードと呼びます。SDXCは、eXtended Capacity(超大容量)を意味します。さらに詳しい説明はこちらの記事(⇒よくわかる、microSD・microSDHC・microSDXCカードの違い)をご覧ください。
マイクロSDカードの容量



2TBのmicroSDが登場するかもしれない

microSDXCカードの最大容量は2TB(規格上)。2TB(テラバイト)は、2,048GBです。将来的には、超大容量のmicroSDXCカードを安価で購入できる日が訪れることでしょう。



最新XPERIA Z5なら200GBのmicroSDカードが使える

2015年秋発売のXPERIA Z5・XPERIA Z5 Premium・XPERIA Z5 Premium。これら3機種は、200GBのマイクロSDXCカードに公式対応しています。サンディスク社が唯一、200GBのmicroSDカード「SanDisk Ultra 200GB micorSDXCカード」を発売中。世界最大容量のmicroSDカードを使いたいなら、XPERIA Z5シリーズ+SanDisk Ultra 200GB micorSDXCカードの組み合わせを推奨します。⇒SanDisk Ultra 200GB microSDXCカードで得られる4つのメリット

XPERIA Z4やXPERIA Z3、Z3 Compactは、128GBのマイクロSDXCカードに対応しています。もちろん、2GBまでのmicroSDカード、32GBまでのmicroSDHCカードにも対応。さらに、スピードクラス10(CLASS10)対応、UHSスピードクラス1対応です。XPERIAで使えるmicroSDカード最大容量。機種別まとめ

サンディスク
200GB microSDXCカード
世界最大容量200GBのmicroSDXCカード。信頼と実績のSanDisk製。読み出し速度最大90MB/秒。サンディスク 200GB microSDXC UHS-I class10

200GB SanDisk Ultra 200GB microSDXCカードで得られる4つのメリット

128GBのmicroSDXCカードって、本当に買う必要あるの?



2. 転送速度、スピードクラスの意味を知ろう


microSDカードを選ぶ上で重要なポイントは、転送スピード。転送スピードとは、データを転送する際の速さのことです。「90MB/秒」「80MB/s」などのように表記され、1秒間に何MB転送できるかを表します。
転送スピードには「読み出し速度」と「書き込み速度」の2種類があります。それぞれの意味を解説します。


データ読み出し(Read)速度とは?

データ読み出しとは、microSDカードに記録された写真・動画を見たり、音楽を聴いたりする際の「データを読み出す行為」を意味します。マイクロSDに保存されたアプリを起動することも、データ読み出し行為にあたります。

読み出しのスピードを表したものが、「読み出し速度」と呼ばれます。
マイクロSDカード内のデータに素早くアクセスしたければ、「読み出し速度」を重視しなければなりません。「読み出し速度90MB/秒」「Read 60MB/s」などの表記に注目しましょう。


データ書き込み(Write)速度とは?

データ書き込みとは、撮影写真や動画をmicroSDカードに保存する行為などを指します。音楽をマイクロSDカードに保存することも「データを書き込む行為」にあたります。スマホの内蔵メモリからmicroSDにデータを移動する際も、データ書き込みを行うことで移動させるので、「データ書き込み」にあたります。

書き込み速度が遅ければ、ストレスになることが想像できるはずです。パソコンの中の音楽データや動画ファイルをマイクロSDカードに素早く転送したければ、「書き込み速度80MB/秒」「Write 45MB/s」などの表記に注目しましょう。


「スピードクラス」は、1秒間の最低転送スピードを示す

microSDカードには転送スピードを示すスピードクラス(CLASS)表示が必ずあります。 カード自体にスピードクラスの記載がない製品でも、パッケージや商品説明などに記載があります。
転送速度を示すスピードクラスは、「CLASS 10」、「CLASS 6」などのように表記されます。それぞれ、「クラス・テン」「クラス・シックス」などと読みます。


スピードクラスの表記例と、その意味



CLASS 10は、「1秒間に最低でも10MBのデータ転送を保証する」ことを表しています。CLASS 6であれば、1秒間に最低でも6MBのデータ転送を保証するという意味です。現在はCLASS 10の製品が主流なので、積極的にCLASS 10の製品を選びたいところです。30MBの動画を保存する場合は、CLASS 10なら3秒、CLASS 6なら5秒かかる計算です。転送スピードが速ければ、画像・動画のデータ移動にかかる時間がグッと短縮できます。



4K動画・高速連写撮影には、スピードクラス10が必須

データ量が膨大な4K撮影や高速連写においては、書き込み速度(保存するスピード)が遅いとスムーズに記録ができず、撮影に影響を与えかねません。 転送スピードはとても重要なのです。スピードクラス10(最高クラス)のものを選んでください。

Amazonなどの売上ランキング上位の製品であれば、ほとんどがCLASS 10です。念のため、購入の際には「CLASS 10」、「クラス10」などの表記を気にしてください。PC関連製品が充実していないお店では、CLASS 6などの転送速度が遅い製品が販売されている場合があります。それらはAmazonなどで販売されているCLASS 10よりも高価な場合もあり、注意が必要です。


メモリーカードのClass10(スピードクラス10)とは?UHS-Iとの違いを解説



3. ウルトラハイスピードな規格「UHS-I」ってなに?


UHS-Iとは、ウルトラ・ハイ・スピードの略。つまり、高速転送(Ultra High Speed)を実現した規格のことです。お使いのスマホがUHS-I対応スマホであれば、1秒間に最大104MBのデータを転送できます(規格上)。
4K撮影や高速連写をする場合、常にmicroSDカードに書き込みを行う必要があるので、転送スピードは重要です。UHS-I対応のmicroSDカードを使えば、書き込みが滞ることなく、超高速な転送が可能です。



UHS-Iなら、こんなに速い!

例えば、撮影した動画のデータ量が104MBだったとしましょう。UHS-I対応のマイクロSDカードであれば、わずか1秒で転送が完了します(104MB/秒の規格上理論値)。
CLASS 10対応microSDカードの場合は、転送完了までに10秒かかってしまいます。

しかしこれは理論値であり、現実に104MB/秒のスピードを出すことは困難です。そこで、「読込 90MB/秒、書込 30MB/秒」といった参考値の表記がUHS-I対応microSDカードにはされています。これらの数値はメーカーにより異なります。

UHS-I非対応機器でUHS-IマイクロSDを使うと、スピードクラスが優先される

UHS-I非対応スマホでUHS-I対応カードを使用した場合、併記されているスピードクラスが優先されます。スピードクラス10併記のUHS-I対応microSDカードを、UHS-I非対応スマホで使用すれば、最低保証は1秒間に10MB、ということになります。
UHSスピードクラス1に対応した三男・和毅(右)

UHS-I とはどんな規格?U1とU3の違いを理解してmicroSDカードを選ぼう



4. 保証アリの国内向け、保証ナシの海外向け

Amazonで販売されているmicroSDカードの中には、「海外向けパッケージ」や「平行輸入品」、「バルク品」と書かれたものがあります。いずれも、一般的なメーカー保証を受けることは出来ません。そのかわり国内正規品に比べて、格安で購入できます。

microSDカード|海外パッケージ(並行輸入品)と国内正規品の違い


海外向けやバルク品の意味は?

海外向けパッケージ・平行輸入品 … 海外向けに販売されている製品を輸入したもの
バルク品 … 外箱・マニュアルなどを省き、簡易包装で販売される製品



バルク=粗悪ではない。性格を理解して上手に付き合うことが大事


「国内向け」や「国内正規品」の表記に注目したい

日本国内向けに販売されている「国内正規品」には、サンディスクやトランセンド、ソニーなどの製品があります。これらのメーカー製であっても、「海外向けパッケージ」「平行輸入品」を謳って販売されているものが存在します。国内正規品を購入したい場合には、「国内正規品」などと書かれたものを選ぶなどの注意が必要です。ソニー純正のmicroSDカード全商品ラインナップを徹底解説!


国内向けを買うメリット、デメリットは?

国内向け正規販売のmicroSDカードを購入するメリットは、メーカー正規保証が受けられる安心感。海外向けパッケージは、国内正規サポートを受けることができません。不具合が生じた場合に、保証が受けられることは重要です。

トランセンドの製品には、永久保証(無期限保証)をつけたものが数多くあります。
永久保証が受けられる!トランセンド製品登録をわかりやすく解説

サムスンのマイクロSDカードは、全商品に10年間の長期保証がついています。
1080円で買えるSAMSUNGマイクロSDカード16GB

国内向けを買うデメリットといえば、海外向けパッケージに比べて高い、ということでしょうか。特に、サンディスクや東芝、パナソニックなどの大手製品の国内向けはやや高価です。これらが高すぎるというよりは、海外向けが安い、といったほうが的確かもしれません。



海外向けパッケージのメリット、デメリットは?

海外向け(輸入品)のメリットは、「安い」という一点に尽きるでしょう。安くなければ、メーカー正規保証を受けられない海外向けを買う必要性がありません。国内向けに比べて安価だからこそ、海外向けを買う意味があるのです。

デメリットは、メーカー正規保証・サポートが受けられないことです。また、海外向けを販売する業者には評判のよくないショップも存在するため、トラブルが起きたときに面倒かもしれません。国内向けを扱うのは有名ショップや家電量販店が主ですが、海外向けパッケージを扱うショップには聞き慣れないお店も多数存在します。それらのショップが信頼できるかどうかを見極めることは、初心者には難しいでしょう。安心して買いたいのなら、国内向けがおすすめです。

サンディスク32GBマイクロSDカード購入レビュー。海外向けはAmazonで安全に買えるのか?


海外向けパッケージ=粗悪・ダメという訳ではない

並行輸入品やバルク品が粗悪というわけではありません。購入者レビューを見ても、問題なく使えているケースがほとんどです。私もサンディスク社のマイクロSDカードを「海外向けパッケージ」で購入しましたが、何の問題もなく使用できています。ショップ選びの際に、取引評価や評判を入念にチェックしたことで、トラブルに巻き込まれることなく購入できました。海外向けパッケージを購入する際には、かならずショップの取引評価などを確認してください。




安心・安全なら“国内向け”。 安さ重視なら“海外向け”

メーカー正規保証が受けられる安心を取って、値段の高い「国内向け」を買うべきか?
保証が受けられないことに目を瞑(つぶ)って、値段の安い「海外向け」を買うべきか?
マイクロSDカード購入時には2つの選択が迫られます。

はじめてのマイクロSDカードなら、国内向けの購入をおすすめします。海外向けパッケージを販売する優良ショップを見抜くことが難しいと思われるためです。
ネットショッピングの経験が豊富で、取引評価やネット上の評判を的確に収集できる方であれば、海外向けパッケージの購入にチャレンジするのも一つの手です。Amazonのユーザーレビューなども参考にして購入しましょう。

海外向けパッケージを買うなら、コレがおすすめ

海外向けパッケージの安さも魅力的なものです。AmazonのmicroSDカード売上ランキングの上位に食い込み、購入者からの評価が高いものをピックアップしました。 海外向けパッケージのため、国内向けのサポートや保証は受けられません。私は国内向け販売品を保証ありで安心して買いたい派ですが、大容量カードを安価で買いたいという方は検討する価値はあると思います。下記リンクのものは評価・レビューともに高いことを確認していますが、ほかの海外向けパッケージを購入する際には、評価・レビュー欄を熟読し、客観的事実(偽物・コピー品だった、日本製と書かれてたのに○○製だった、など)を把握した上で検討する必要があります。

サンディスク Ultra
128GB microSDXCカード
音楽や動画をたっぷり持ち歩きたい人のための大容量128GB。信頼と実績のサンディスク。【UHS-I対応】SanDisk Ultra 128GB 海外向け


サンディスク Ultra
32GB microSDHCカード
業界大手サンディスクも、海外向けパッケージなら低価格。動画・音楽をたっぷり保存、ほどよい大容量32GB。UHS-I対応で高速転送。【UHS-I対応】SanDisk Ultra 32GB 海外向け

東芝
64GB microSDXCカード
NAND型フラッシュメモリのパイオニア・東芝製。JAPAN(日本・四日市工場)の安心感。TOSHIBA(東芝) 64GB microSDXCカード

購入レビュー 1番人気の東芝microSDカード64GBを買った 40MB/s安い!



5. 価格・容量・メーカーをしっかり見極める

どうせ買うなら、安いのに越したことはありません。ノーブランドの2GB(海外向けパッケージ)なら、500円で買えます。最大手サンディスク社の128GB(国内向け・スピードクラス10・UHS-I対応)なら、約23,800円もします。カード容量、転送スピード、ブランドによって、大きな価格幅があるということです。容量、転送速度、メーカー、正規品か否か?といったポイントを見定めたうえで、予算との折り合いをつけて製品を選びましょう。

自分の使い方に適したカード容量を見極めよう

写真(1枚3~10MB)をたまに撮影するような使い方であれば、64GB(65,536MB)は必要ありません。 16GB(16,384MB)もあれば十分です。自分に合ったカード容量を見極めましょう。安さを追求するあまり、保証のない海外向けパッケージで冒険し、結果的に「安物買いの銭失い」になるのであれば、それは高い買い物になってしまうでしょう。トラブルが起きた時の精神的ストレスや、問題解決までの時間消費を考慮すれば、国内向け製品が「高い」とは言い切れないのです。



カネにモノをいわせて128GBを買うのも良い


16GB、32GB、64GB。どれにすべき?お教えします

具体的な数字を用いて、3つのカード容量(16GB・32GB・64GB)について解説してみます。
1GB(ギガバイト)が1,024MB(メガバイト)であることを理解できれば、使用イメージがつかめます。
写真は1枚3MB、音楽は1曲5MBなど目安を与えて、カード容量に対する割り算を行えばよいのです。ご自身の撮影写真や曲データを確認し、1枚・1曲あたりの容量を目安とすればよいでしょう。マイクロSDカード容量に関するくわしい考察はスマホにはこれが最適!microSDカードおすすめ容量は64GB?32GB?をご覧ください。徹底的にアドバイスしています。


【16GB】 写真保存だけが主目的なら、コレで十分

16GB(ギガバイト)は、メガバイトに換算すると、16,384MBです。
高解像度(2070万画素・5MB前後)で記録した場合でも、16GBなら約3000枚保存できます。毎日10枚の写真を撮り続けたとしても、約1年間は大丈夫。こまめに削除や外部保存(CD-Rやパソコン)を繰り返せば、16GBで対応できてしまいます。
約1,000円で買えるのが16GBの魅力。お試し程度にここからスタートするのもオススメです。16GBに満足できず買い増ししたとしても、初期投資としての1000円は決して高くはないはずです。

【Amazon.co.jp限定】 トランセンド microSDHCカード 16GB CLASS10対応 無期限保証

写真保存だけを目的とした時のイメージ


【32GB】 写真はもちろん、動画・音楽もたっぷり保存したい

32GB(ギガバイト)は、メガバイトに換算すると、32,768MBです。高画素写真にプラスして、音楽の曲データをたくさん持ち歩くためには、32GBのmicroSDHCカードがおすすめです。
私が2000曲の音楽をmicroSDカードに転送したとき、合計容量は14GBでした。約3200枚の高画素写真(16GB)にくわえて、2000曲以上(16GB)の音楽を保存できるのが32GBです。

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写真と音楽を16GBずつ使用したときのイメージ


【64GB】 大量の音楽や写真。4K動画もしっかり保存

64GB(ギガバイト)は、メガバイトに換算すると、65,536MBです。約3000枚の高画素写真(16GB)と、約2000曲(16GB)の音楽を保存したとしても、64GBなら残り32GB。
XPERIA Z3で撮影できる4K動画の容量は3分1.2GBです。カード残量が残り半分(32GB)だったとして、3分間の4K動画ならば約26本保存できます。3分というのは意外に長尺。スナップ感覚の4K動画(1分間・約384MB)であれば約46本保存できます。
写真や音楽で32GBを使用していても、残り32GBで約1時間分の4K動画を記録できるのは魅力的。大容量の64GBならば、データ残量が気にならず、撮影に集中できるはずです。

amazon売れ筋microSDカード64GBおすすめの理由を解説
【Amazon.co.jp限定】Transcend microSDXCカード 64GB Class10 UHS-I対応 (無期限保証) 

4K動画(1分間)で32GBを使用し、音楽と写真を16GBずつ使用した時のイメージ


【128GB】 7000円台でも入手可能! これぞ大容量の本命

64GBを“ほどほどの大容量”とするならば、128GBは正真正銘の大容量。4K動画を含めたあらゆるコンテンツで不足なく記録保存することが可能です。私は128GBを使用しています。もしあなたがスマートフォンを「大容量ウォークマン」として使いたかったり、「4K動画・フルHD動画撮影カメラ」として思う存分活用したいのであれば、128GBを購入してください。Amazonのタイムセールを狙えば、トランセンドの128GBを7千円台、サムスンの128GBを8千円台で購入することも可能です。高価なサンディスク製128GBも、海外向けパッケージであれば7千円台で入手することができます。

サンディスク Ultra
128GB microSDXCカード
音楽や動画をたっぷり持ち歩きたい人のための大容量128GB。信頼と実績のサンディスク製品。【UHS-I対応】SanDisk Ultra 128GB

128GBの新定番!オレンジのTeam microSDカードが美しくて速い



【200GB】 これが世界最大容量マイクロSDカード200GB

世界最大となるマイクロSDカードの容量は200GB(2015年11月現在)。サンディスク社が発売するSanDisk Ultra 200GB microSDXCカードだけが、容量200GBをもつ唯一の製品となっています。2015年秋発売のXPERIA Z5・XPERIA Z5 Premium・XPERIA Z5 Compactは200GBまでのマイクロSDカードが使えるスマートフォン。空き容量を気にすることなく4K動画撮影やハイレゾ音源の再生を楽しみたい!という方は、200GBのマイクロSDカードを購入してください。

サンディスク
200GB microSDXCカード
世界最大容量200GBのmicroSDXCカード。信頼と実績のSanDisk製。読み出し速度最大90MB/秒。サンディスク 200GB microSDXC UHS-I class10

200GBのメリット SanDisk Ultra 200GB microSDXCカードで得られる4つのメリット

200GB購入レビュー 念願の200GB microSDカードを購入!大容量への熱き思い




マイクロSDカードは、記載容量すべてを使えるわけではない

microSDカードは、記載されたカード容量(○○GB)をフルに活用できるわけではありません。私のスマホに64GBを挿し込んだ場合、59GBとして認識されます。 「64GBを購入したのに、59GBしか認識されない!」と思っても、それは全てのスマホ、microSDカードに共通する仕様であることをご理解ください。

32GBや16GBなどのmicroSDカードにおいても同様です。カード容量をフルに使うことは出来ません。16GBのマイクロSDをスマホに挿せば、「14.2GB」などのように使える領域が少なく表示されます。これは正常です。カードリーダーを使ってパソコンで表示させても、使える容量というのは少なく表示されます。

この記事では便宜的に「64GBは64GB(65536MB)をフルに使用できる」ものとして、計算・解説しました。数字や計算はすべてザックリしたものですので、イメージを掴むためのものとしてご理解ください。

・ スマホにはこれが最適!microSDカードおすすめ容量は64GB?32GB?

スマホのmicroSDカード選びで悩むのは、この3つ



安価で信頼できる、おすすめのmicroSDカード

安価であること、信頼できる業界大手メーカーであること、高速転送であること、Amazon.co.jpが販売・発送していること、レビュー評価が高く安定していること、以上を考慮して選んでいます。
下部に用語集も掲載しています。※記載はすべて2014年11月5日現在の参考価格です。

【Amazon.co.jp限定】 Transcend トランセンド
32GB microSDHCカード
アマゾン人気ランキング2014(PC周辺機器)第1位。EPSONプリンタインクを押しのけて首位に輝いた製品です。UHS-Iは非対応。約1,750円
【Amazon限定】トランセンド32GB microSDHCカード

【Amazon.co.jp限定】 Transcend トランセンド
32GB microSDHCカード
安さと大容量のグッドバランス、コスパ抜群の32GB。アマゾン人気ランキング2014(PC周辺機器)1位に輝いたトランセンド製品のUHS-Iバージョン。千円台で買える高速転送のmicroSDカードならコレ。約1,980円
【Amazon.co.jp限定】トランセンド 32GB microSDHCカード UHS-I class10

【Amazon.co.jp限定】 Transcend トランセンド
64GB microSDXCカード
安さと品質を両立させたAmazon人気1位のトランセンド製64GB。私はコレを買いました。4K動画もたっぷり保存、高速転送できるウルトラハイスピードなUHS-I規格。スマホを大容量化できます。約3,880円
【Amazon.co.jp限定】トランセンド 64GB microSDXCカード UHS-I class10

【日本サムスン正規品】 SAMSUNG サムスン
128GB microSDXCカード
1万円台前半で買える、10年保証の国内正規品128GB。防水・耐温度・耐衝撃など5つの安全性能を持つSAMSUNG製。サムスンは東芝・サンディスクと並ぶフラッシュメモリ大手企業です。約13,800円
【日本サムスン正規品】128GB microSDXCカード 10年保証 UHS-I class10

サンディスク Ultra
128GB microSDXCカード
音楽や動画をたっぷり持ち歩きたい人のための大容量128GB。信頼と実績のサンディスク製品。【UHS-I対応】SanDisk Ultra 128GB


【microSDカード購入時に使える用語集】

・ CLASS10(クラス10)… 「1秒間に最低でも10MBのデータ転送を保証します」という意味
・ UHS-I(ウルトラハイスピード)… UHS-I対応機器で使用すれば1秒間に最大104MBのデータ転送ができる
Amazon.co.jp限定… アマゾンが販売・発送を行うので安心・安全・迅速
・ Transcend (トランセンド)… メモリ、ストレージ製造の大手(台湾)。USBメモリは世界シェア第3位。
microSDHCカード 32GB CLASS10はAmazonの2014上半期ランキングでエプソン(EPSON)プリンタインクを抑えて第1位(パソコン・周辺機器部門)に輝いたほか、5位、6位にSDカード、10位にUSBメモリがランクインしている。
・ SanDisk(サンディスク)… メモリ製品のトップブランド(米国)。SDカードはサンディスク、東芝、パナソニックの3社共同で開発された。組み立てこそ上海の自社工場であるが、メモリ半導体はすべて三重県・四日市工場で製造している。



4K動画撮影なら、サンディスクのSanDisk Extreme PRO

世界最高速(2015年11月現在)となる、読み出し最大95MB/秒、書込み最大90MB/秒を実現したサンディスクのmicroSDカード。4K撮影や高速連写撮影をmicroSDカードに書きこむなら、UHS-I(ウルトラハイスピード)クラス3の速さを実現したSanDisk Extreme PROがおすすめです。私は64GBのSanDisk Extreme PRO microSDXCカードを購入しました。公称値どおりのウルトラハイスピード。XPERIAの4K動画撮影で重宝しています。⇒サンディスクエクストリームプロmicroSD 64GB購入レビュー

サンディスク Extreme PRO
64GB microSDXCカード
UHS-Iクラス3爆速ハイスピード。大容量64GB。信頼と実績のサンディスク製microSDカードで4K撮影を思う存分楽しめます。約12,370円
【UHSクラス3】SanDisk Extreme PRO 64GB

サンディスク Extreme PRO
32GB microSDHCカード
買いやすさと大容量のバランスに優れた32GB。サンディスクのUHS-Iクラス3を、手頃な価格で入手できます。4K撮影や高速連写に。約6,590円
【UHSクラス3】SanDisk Extreme PRO 32GB

サンディスク Extreme PRO
16GB microSDHCカード
超高速を安く手に入れるなら16GBがおすすめ。お試し購入にも最適です。手軽にUHSスピードクラス3を体感できます。約4,360円
【UHSクラス3】SanDisk Extreme PRO 16GB
64GB購入レポ SanDisk Extreme PRO 64GB microSD購入レビュー



4K動画撮影・高速連写をするなら、転送スピードは超重要

つねにmicroSDカードに動画を書き込み続ける必要のある、ビデオ撮影を例に考えてみましょう。microSDカードに一定の転送速度がなければ、きちんとデータが書込めません。4K撮影・高速連写をスムーズにこなすために、転送スピードは重要なポイントです転送スピードがもたらす書き込み速度の違いYouTube動画でご確認ください。

【動画】 サンディスク メモリーカード 連写テスト
転送スピードの違いは、高速連写・4K撮影の書き込みに大きな影響を与える

7000円でサンディスクExtreme PRO microSD 64GBを買うべきか?



まとめ。スピードクラス10・UHS-I対応の128GB・64GB・32GBを買えば満足できる

Xperia Z2、ZL2、Z3の内蔵メモリ(ROM)は32GBです。ハードな使い方をしなければ全然事足りてしまいます。しかし2070万画素カメラでの撮影や、4K動画を思い切り楽しむために大容量のmicroSDカードは必須。
Xperia Z3 Compactの内蔵メモリ(ROM)は16GB。アプリや画像、音楽を保存するだけですぐに容量は一杯になってしまうはずです。16GBのmicroSDカードをプラスするだけで、Z3と同じメモリ容量を実現させることができます。

できるだけお金をかけず、それなりの容量をプラスしたいなら32GB。3千円前後なら惜しくないという方は64GBを買えば満足できるはず。4K動画撮影・ハイレゾ音源再生など、ファイルサイズの大きなリッチコンテンツを思う存分楽しみたいなら128GBを購入してください。私も128GBを愛用中です。ちなみに世界最大容量のマイクロSDカードは200GB(2015年11月現在)。XPERIA Z5シリーズが200GBに公式対応しているスマートフォンです。

私が購入する際には、以下の5項目を念頭に置いて商品を選びます。


1. 自分のスマホが何GBの外部メモリに対応しているかを確認

Xperia Z3やZ3 Compact、Z2やZL2 SOL25は128GBのmicroSDXCカードに公式対応しています。高速・大容量の書き込みが必要な4K動画撮影ができるスマホ、というのが理由のひとつです。2013年10月発売のXperia Z1 SOL23は、推奨最大容量が64GBです。ご自身のスマホが何GBのmicroSDカードに対応しているかを把握して、製品を購入します。

XPERIAで使えるmicroSDカード最大容量まとめ。キャリア機種別


2. スピードクラス10(CLASS10)のmicroSDカードを選ぶ

Amazonで購入可能な製品の多くがCLASS 10に対応しているようなのであまり気にしなくてよさそうです。CLASS 4(4MB/秒)では転送スピードが遅く、CLASS 6(6MB/秒)ではやや力不足でしょう。CLASS 10(10MB/秒)の表記があることを見落とさずにしっかりと確認したいです。1MBの画像データをmicroSDカードに書きこむ時、CLASS 4なら1秒間に4枚、CLASS 10なら1秒間に10枚書き込むことができます。


3. 保証が受けられる国内正規品を買えば安心

安心・安全に使えることも大事。トランセンド製やサンディスク製などの大手メーカー・国内正規品を購入したいところです。海外向けパッケージであっても、東芝などの日本製microSDカードが存在します。信頼できるショップだと判断できれば、東芝などの日本製品を安価な海外向けパッケージで購入するのも一つの手です。

東芝 64GB microSDXC Class10 UHS-I 輸入品 約3,799円
東芝 32GB microSDHC Class10 UHS-I 輸入品 約1,599円

私は慎重派なので国内正規品にしか関心がありませんでしたが、海外向けも問題なく購入できました。信頼できるショップを見極めたことがポイントです。ご興味のある方は購入レポートをご参照ください。
サンディスク32GBマイクロSDカード購入レビュー。海外向けはAmazonで安全に買えるのか?


4. 32GBまたは64GBがおすすめ。できれば128GBを

高画素の写真、たっぷりの音楽を持ち歩くためには32GB以上が必須条件と考えます。私は音楽が大好きなので、64GBモデルのウォークマンもすぐに容量いっぱいに達します。やはり、Xperiaの本体メモリ(32GB)と合計しても最低64GBは欲しいところです。16GBでは不満が出るし、128GBでは一気に値段が跳ね上がる。32GBのmicroSDHCカード、もしくは64GBのmicroSDXCカードがちょうど良さそうです。128GBは8千円~1万円と高価ですが、大容量が必要であれば検討してください。

【Amazon.co.jp限定】Transcend microSDXCカード 64GB Class10 UHS-I対応 (無期限保証) 

どの容量を選べばいいかわからない!という方のために、アドバイスとなるような記事を書いてみました。16GB、32GB、64GBにそれぞれ動画・写真・音楽をどれくらい記録・保存できるかなどを、わかりやすく解説しています。
スマホで使うマイクロSDカードおすすめ容量はコレが最適!
amazonで売れてるmicroSDカード64GB。人気の理由を解説します


5. UHS-I(ウルトラハイスピード)は必要か?

Xperia Z3やZ2、ZL2での4K撮影を考えると、UHS-I対応カードであれば文句ナシです。若干高くなりますが、大きな価格差はありません。
UHS-Iに対応していないスマホでUHS-I対応カードを使うメリットはありません。スピードクラスのほうが優先されてしまうからです。UHS-I非対応スマホ、古いスマホをお使いの方がUHS-I対応マイクロSDカードを選ぶ必要はありません。
Xperia Z3、Z3 Compact、Z2、ZL2はUHS-I(ウルトラハイスピード)対応スマホです。UHS-I対応microSDカードを使えば、最大限の転送スピードを引き出すことが可能です。



マイクロSDカード|特集記事


メモリーカードのClass10(スピードクラス10)とは?UHS-Iとの違いを解説

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