2016年5月17日火曜日

サムスンEVO+ 256GB microSDXCカードは書き込み90MB/sがスゴい!


サムスンEVO Plus 256GB microSDXCカードの特徴・メリット・買うべき理由

サムスンから256GBのマイクロSDカード、「SAMSUNG EVO Plus 256GB microSDXCカード」が発売されます。主な特徴は、大容量256GB、書き込み速度90MB/秒の2点。
「サムスンの256GBは何がスゴいのか?」「買うべきなのか?」を解説しました。

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1. 大容量256GBが、スゴい!


サムスンの256GBマイクロSDカード。最大の特徴はカード容量256GB。一般市場に流通しているmicroSDカードとしては、“世界最大の大容量マイクロSDカード”となります。「SAMSUNG EVO Plus 256GB microSDXC」の登場前までは、サンディスクの200GBマイクロSDカード「SanDisk Ultra 200GB microSDXC」が“世界最大容量マイクロSDカード”の座に君臨していました。私も使用していますが、空き容量を気にすることなく音楽を詰め込んだり、スマホの4K動画を撮りためることができるため、重宝しています。

200GBを超えるmicroSDカードはしばらく登場しないだろうと予測していたところに、サムスン256GBマイクロSDカード発売のニュース。さすがはNAND型フラッシュメモリの分野でシェア世界一を誇り、業界を牽引するリーディングカンパニー・SAMSUNG。メモリーカードの王者・SanDisk(サンディスク)を突き放す、圧倒的大容量256GBのマイクロSDカードをリリースしてきました。

サムスンの発表によれば、「SAMSUNG EVO Plus 256GB microSDXC」の実容量(実際に使えるデータ領域)は、238.33GB(93.1%)。「238GBという大容量で何ができるのか?」と言えば、「55,200枚の高画素写真を保存できる」「12時間もの4K動画を撮影保存できる」「33時間ものフルHD動画を保存できる」「HD動画なら46時間」「23,500曲ものMP3音楽ファイルを保存できる」、といったメリットを享受できます。

XPERIA ZL2(SOL25)で4K動画を撮影した場合、3分間の撮影で約1.2GBのデータ容量を要します。60分間で24GB、600分(10時間)なら240GB。「SAMSUNG EVO Plus 256GB microSDXCカード」の実容量は約238GB。撮影するカメラによって、記録データ容量は変化するため、「最大12時間の4K記録が可能」という計算にも合点がいきます。



2. 書き込み速度90MB/秒がスゴい


サムスンの256GBマイクロSDカード「SAMSUNG EVO Plus 256GB microSDXCカード」の驚くべきポイントは、転送速度の速さです。「読み出し速度95MB/秒」も確かにスゴいのですが、注目すべきは「書き込み速度90MB/秒」。これを実現し、製品化できるメーカーには限りがあると思われます。また、製品化できたとしても、サムスンのような低価格249.99ドルで提供することは困難であると予測します。

サンディスクの200GBマイクロSDカード「SanDisk Ultra 200GB microSDXCカード」は、読み出し速度90MB/秒とハイスピードです。しかし、書き込み速度のベンチ結果は、20MB/秒~30MB/秒とけっして速くはありません。膨大な音楽ファイルをmicroSDカードに書き込んだり、TVドラマのような大容量動画をmicroSDカードに保存する際、書き込み速度の遅さがやや気になります。

「SAMSUNG EVO Plus 256GB microSDXCカード」は、書き込み速度90MB/秒。サンディスク200GBに対して、実に3~4倍もハイスピードな書き込みが可能。何万曲もの音楽データを所有していたり、膨大な動画データをパソコン内に所有している方であれば、microSDカードへ転送する際の「書き込み速度」は最重要視すべきポイント。サムスン256GBマイクロSDカードを使えば、待ち時間によるストレスを感じない、快適なファイル転送を実現することができます。



3. 低価格249.99ドルがスゴい


2016年6月発売の「SAMSUNG EVO Plus 256GB microSDXCカード」は、市場価格が249.99ドルと予想されています。「SanDisk Ultra 200GB microSDXCカード」が発売された当初、その価格は399.99ドルでした。サンディスクの200GBを超える大容量でありながら、価格は62%ほどに抑えられています。

サムスンのメモリ製品と言えば、低価格でありながらハイパフォーマンス。転送速度の速さで高い評価を得ており、その代名詞ともいえる「SAMSUNG PRO」シリーズ製品の愛用ユーザーは多数。私もメイン使用のメモリカードはSanDisk製品を愛用しているものの、「SAMSUNG PRO」のSDカード・microSDカードは“低価格・高機能”を両立したメモリ製品の選択肢として重宝しています。

発売当初の市場予想価格は249.99ドルと発表されていますが、おそらく数ヶ月のうちに2万円台前半、半年~1年で2万円台を割り込むのではないかと予測します。2016年5月17日時点で、サムスンから発売されている最高価格のマイクロSDカードは、「SAMSUNG PRO Plus 128GB microSDXC」の13,980円です(Amazon価格)。

他メーカーが気軽に参入できない“超大容量・超高速”を兼ね備えたモデルだけに、上記2製品の急激な値下がりは考えにくいですが、サムスンというメーカーは「ハイスピードなメモリ製品を低価格で提供する」という戦略を徹底しているため、「SAMSUNG EVO Plus 256GB microSDXCカード」に関しても、ゆくゆくは2万円台を割り込む“値ごろ感たっぷりの256GBマイクロSDカード”として強い存在感を発揮するのではないかと考えています。

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SAMSUNG EVO+ 256GB(国内正規品)

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4. EVO+ 256GB microSDXCカードは買うべきか?


「SAMSUNG EVO Plus 256GB microSDXCカード」が発売される2016年6月時点で、これを超える大容量マイクロSDカードは市場に存在しないため、「最も容量の大きいmicroSDカード」を必要とされる方であれば、サムスン256GBマイクロSDカードは“買い”であると思います。

また、「SAMSUNG EVO Plus 256GB microSDXCカード」を追随する他メーカー製の256GBマイクロSDカードが登場したとしても、「読み出し速度95MB/秒・書き込み速度90MB/秒」というウルトラハイスピードな転送速度を実現することは困難だと思われます。仮にそのような超高速で製品化されたとしても、サムスンのように249.99ドル以下でリリースすることは難しいのではないでしょうか。

ライバル企業のサンディスクが、同じスペック・同じ転送速度で256GBマイクロSDカードを発売したとしても、サムスンは圧倒的な価格差をつけてそれを迎え撃つはずです。買い求めやすい価格とい点でも、「SAMSUNG EVO Plus 256GB microSDXCカード」は超大容量マイクロSDカードの第一候補に入れるべき製品だと考えます。



超大容量・超高速・10年保証・国内正規品で、“買い”の256GB


4K動画に対応するUHS-Iクラス3、スピードクラス10。防水・耐温度・耐X線・耐磁などのデータ保護技術。10年間の長期保証をつけるなど、「安心・安全」の面においても抜かりはありません。Amazonで販売されているサムスン製品は、サムスン日本の販売特約店「ITGマーケティング株式会社」が正規に販売する“日本国内向けマイクロSDカード”である点も安心。

海外向けパッケージ(輸入品)のマイクロSDカードを安く手に入れることは容易ですが、サンディスクや東芝などの有名メーカーは総じて国内正規品価格が高いため、「超大容量・超高速・国内正規品・メーカー10年保証」などの要素を満たした「SAMSUNG EVO Plus 256GB microSDXCカード」は、256GBマイクロSDカードのファーストチョイスとしておすすめできる製品です。

2016年5月に発売されたGalaxy S7 edge(ドコモSC-02H・au SCV33)のような、ハイスペックなフラッグシップ端末をお使いの方や、大量の音楽ファイル・膨大な動画データを有する方、スマホやウェアラブルカメラ・アクションカムで4K動画を撮影されている方は、「SAMSUNG EVO Plus 256GB microSDXCカード」を使うことで、空き容量を気にすることのないストレスフリーなデータ記録が可能になります。サムスン製256GBマイクロSDカードは、8月31日発売

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サムスンmicroSDカード「PRO/PRO+/EVO/EVO+」の選び方をアドバイス