2016年6月26日日曜日

amazonランキング1位-50位のマイクロSDカード|人気の理由&選び方


アマゾン売れ筋ランキング1位から50位までのマイクロSDカードを完全紹介。選び方をわかりやすく解説

Amazon売れ筋ランキング1位~50位の「マイクロSDカード」を完全紹介。「どれを選べば良いか?」、の答えが分かります。

2016年6月25日朝6時頃のランキング、価格を参考にしています。Amazon売れ筋ランキングは1時間ごとに更新されます。

ランキングの微妙な変動はあれど、50位圏内をチェックすることで、「Amazonで売れているマイクロSDカード」「買うべき1枚」を把握することができます。

おすすめ XPERIA X Performanceで使えるマイクロSDカードのおすすめ





amazonランキング|1位-10位



1位 トランセンド 64GB(Premium 400x)
2位 トランセンド 32GB(Premium 400x)
3位 トランセンド 32GB(Class10)
4位 トランセンド 128GB(Premium 400x)
5位 トランセンド 16GB(Class10)
6位 チーム 64GB(COLOR CARDシリーズ)
7位 サンディスク 200GB(Ultra)
8位 チーム 128GB(COLOR CARDシリーズ)
9位 トランセンド 16GB(Premium 400x)
10位 東芝 32GB(EXCERIA・赤)


【トランセンド】 「Premium 400x」シリーズが不動の一番人気
Amazon売れ筋ランキングの上位は、トランセンド(Transcend)によって独占されています。中でも人気なのが、「Premium 400x」シリーズ。「トランセンド製のマイクロSDカードといえばコレ」、と断言できるほどの超定番。特に、64GBモデルは「2015にAmazon.co.jpで最も売れたマイクロSDカード(年間ランキング1位)」です。Amazonで一番売れている「64GB」は1880円。2番目に売れている「32GB」は1080円で買うことができます。マイクロSDカードの価格相場が分からない方、「microSDカードって何円が標準なの?」「安いマイクロSDカードの目安となる価格が知りたい」という方は、トランセンドの「Premium 400x」シリーズを指標として考えるのがオススメ。「カード容量が増えれば高価になる」というのが一般的ですが、トランセンド「Premium 400x」の128GBは4,780円で買うことができます。「容量16GBモデル」は680円と破格ですが、スマートフォンの高機能モデルや最上位モデルを使って「音楽や動画をガンガン詰め込みたい」という方にとっては、あっという間に埋まってしまう容量なので、16GBモデルはあまりおすすめしません。


【チーム】 「カラフルだけが取り柄じゃない」、COLOR CARDシリーズ
amazon売れ筋ランキングにおいて注目すべき存在が、チーム(TEAM)の「COLOR CARDシリーズ」。カラフルな色使いと、デザインの美しさが特徴的な製品。64GBモデル(6位)は紫、128GBモデル(8位)はオレンジ、32GBモデル(12位)はブルー。チーム「COLOR CARD」シリーズが優れている点は、「カラーとデザインだけが取り柄のイロモノ商品」に終わることなく、しっかりとした転送速度を出すことができる点にあります。読み出し速度は80MB/秒(全容量共通)。書き込み速度は15MB/秒(128GBのみ20MB/秒)ですが、ベンチマークテスト(実測)の結果は、全モデル共通で「読み出し速度90MB/秒以上、書き込み速度およそ27MB/秒」を平均的に出すことができており、同価格帯の他メーカー製品を大きく引き離すハイスピードと言えます。参考までに、トランセンド「Premium 400x」のベンチ結果は「読み出し47MB/秒・書き込み14MB.秒」、同じ価格帯の「東芝 EXCERIA(赤×白)」も、「読み出し47MB/秒・書き込み14MB.秒」でした。「安いマイクロSDカード」の中に「ハイスピードな転送速度」を求めるなら、チーム「COLOR CARDシリーズ」がおすすめ。64GBは1880円128GBは4480円32GBなら999円で買うことができます。使用レビューはTEAMマイクロSDカード64GBは「安さと速さ」でAmazon売れ筋をご覧ください。


【サンディスク】 超大容量200GBが、超人気
サンディスクは、メモリーカードのトップ企業。高い知名度と信頼性でファンが多く、フラッシュメモリーカード市場シェア世界一。日本国内シェアもNo.1。「信頼できるメモリーカードのメーカーは?」と問われれば、おそらくほとんどの人が「サンディスク」と口を揃えるくらい、圧倒的な人気、知名度、信頼性を誇るリーディングカンパニー(業界を牽引する企業)です。
そんなサンディスクが世界に先駆けて発売した「世界最大容量を持つマイクロSDカード」が、アマゾン売れ筋ランキング7位の「SanDisk Ultra microSDXCカード200GB」。発売された当時の価格は約4万円。驚くほど高価だったのですが、今では8千円台で買うことができます。Amazonランキングの上位にランクインした理由は、「200GBという大容量、SanDiskというブランドでありながら、8000円台で買えるお得感」であると推測されます。私も「SanDisk Ultra microSDXCカード200GB」をXPERIAスマートフォンで使用していますが、空き容量を気にする必要がないので快適です。大容量、高ビットレートの音楽ファイルも詰め込み放題。動画のフレームレートやビットレートを遠慮する必要もなく、1枚10MB前後の高解像度写真もリサイズすることなくガンガン放り込むことができるため、データ転送時の「ストレス」や「遠慮」、余計なストレスから解放されました。200GBマイクロSDカードの利点は、SanDisk Ultra 200GB microSDXCカードで得られる4つのメリットをご覧ください。200GBの対応機種はSanDisk 200GB microSDXCカードのスマホ対応機種まとめをご覧ください。



amazonランキング|11位-20位



11位 シリコンパワー 64GB(Elite)
12位 チーム 32GB(COLOR CARDシリーズ)
13位 東芝 32GB(EXCERIA・赤90MB/s)
14位 トランセンド 8GB(Class10)
15位 東芝 32GB EXCERIA(青)
16位 トランセンド 64GB(Premium 400x)
17位 シリコンパワー 32GB(Elite)
18位 シリコンパワー 128GB(Elite)
19位 東芝 64GB(EXCERIA・青)
20位 東芝 32GB(30MB/s)


【東芝】 EXCERIA(赤)とEXCERIA(青)の違いは?
東芝「EXCERIA(エクセリア)」シリーズは、東芝製マイクロSDカードの「最も標準的なモデル」です。「赤×白」や、「青×白」デザインのタイプが存在しますが、性能に違いはありません。どちらも「最大読み出し速度48MB/秒」の共通仕様です。なぜ色が違うのかと言えば、「赤×白」が日本を含めたグローバルスタンダード(世界標準)モデルであるのに対して、「青×白」は中国地域限定として販売されているからです。Amazonでは見かけないタイプとして「紫×白」の東芝EXCERIAも販売されており、これも「青×白」と同じように中国限定のカラーデザインとなっています。東芝EXCERIAは、「赤×白」が標準。「青×白」と「紫×白」のデザインは中国限定仕様である、と認識してください。中身、性能には違いがありませんが、無難なタイプを選ぶのであれば、世界標準の「赤×白」が良いかと思います。ただしAmazonランキング上位で見かける東芝製マイクロSDカードのほとんどは「並行輸入品」であるため、東芝の国内サポート(保証)を受けることはできません。東芝による5年保証を必要とされるなら、「国内正規品」のEXCERIA 32GBEXCERIA 64GBEXCERIA 128GBを選んでください。13位の「EXCERIA(赤)」32GBは、UHS-Iスピードクラス3(U3)に対応した「読み出し90MB/秒」の上位モデルです。東芝EXCERIAの購入アドバイスは、東芝製マイクロSDカード・EXCERIA(赤)の選び方ガイドをご覧ください。


【シリコンパワー】 「厚み」のトラブル指摘が目立つ
台湾メーカーのシリコンパワー(Silicon Power)が発売している「Elite(エリート)」シリーズ。11位(64GB)、17位(32GB)、18位(128GB)にランクイン。人気の理由は「安さ」に尽きます。64GBは1780円、32GBは980円、128GBは4580円。アマゾンで人気ナンバーワンのトランセンドと比べて、わずかに安く、「とにかく安いマイクロSDカード」を買い求めるのなら選択肢の一つとして考えるべきメーカーではあります。しかし、「マイクロSDカードに厚みがあって入らない」「カード表面の塗装がボロボロ剥げた」などの悪評も目立ち、一種の“賭け的な要素”が存在することは不安です。実は私も「Elite(エリート)」シリーズの評判が気になったため1枚購入してみたのですが、評判どおりマイクロSDカードに厚みがあったため、スマホに挿し込んだときに端子が接触せず、結果として「カードが認識されない」という不具合を経験しました。Amazonレビューでの「厚み」「塗装はがれ」に関する指摘・トラブルも非常に多いことから、個人的な見解では「おすすめしづらいマイクロSDカード」と結論づけるしかないのが現状です。値段的には「最安レベル」のマイクロSDカードなので、「とにかく安いシリコンパワー製マイクロSDカード」が欲しい方は、「Elite」シリーズの32GB(約1280円)64GB(約1780円)128GB(約4580円)を選べばよいと思います。


【チーム】 カラフルなmicroSDで圧倒的存在感
ここでもチームの「COLOR CARD」シリーズがランクインしています。12位にランク入りした32GBモデルは、さわやかなブルー(青)が特徴的。“カラフル”だけではない、転送速度も優秀なTEAM「COLOR CARD」シリーズは、64GB(6位)や128GB(8位)もAmazon売れ筋ランキングで上位入賞を果たしており、「アマゾンで人気の高いマイクロSDカード」と断言できます。32GBモデルは約999円64GBモデルは約1880円128GBモデルは約4480円で買うことが可能です。TEAMマイクロSDカード COLOR CARDシリーズ32GBの使用レビューは、TEAMマイクロSDカード32GBの美しさに感動!速さに満足をご覧ください。


【トランセンド】 1位「Premium 400x」の64GBがここでもランクイン
14位に「8GB」がランクインしていますが、これは容量が小さく、性能(転送速度)も旧世代のものなので、特に注目する必要はありません。16位に「Premium 400x」シリーズの64GBがランクインしており、「なぜランキング1位にも輝いた同商品が16位にもランクインしているのか?」と疑問を感じた方がいるかもしれません。商品は同じですが、パッケージング(梱包)が異なります。ランキング1位の「Transcend Premium 400x 64GB(TS64GUSDU1PE/FFP)」は、「フラストレーション・フリー」と名付けられたAmazon専用パッケージです。厚紙で作られた白い封筒のようなパッケージで届きます。簡易パッケージにすることで、価格を極限まで抑える工夫がされており、1880円で購入可能。16位の「Transcend Premium 400x 64GB(TS64GUSDU1P)」は、店頭販売されているのと全く同じ「通常パッケージ」です。Amazon以外のネットショップ(楽天市場やYahoo!ショッピング)などでは、16位となった「通常パッケージ」で販売されており、価格も2180円と微妙に高く設定されています。トランセンド製マイクロSDカードをできるかぎり安く買いたいのであれば、「フラストレーション・フリー」パッケージを選んでください。

東芝EXCERIA|マイクロSDカード全種類&選び方をアドバイス



amazonランキング|21位-30位



21位 サンディスク 128GB(Ultra)
22位 東芝 128GB(EXCERIA・赤)
23位 東芝 32GB(EXCERIA・青)
24位 サンディスク 64GB(Extreme PRO)
25位 トランセンド 64GB(Ultimate 633x)
26位 サムスン 32GB(EVO)
27位 サンディスク 200GB(Ultra)
28位 東芝 64GB(EXCERIA・赤)
29位 ギガストーン 128GB
30位 ソニー 64GB(SR-64UY2A)


【サンディスク】 128GBをお手頃価格で
21位に「SanDisk Ultra microSDXCカード」の128GBモデルがランクイン。発売当初のモデルは転送速度が遅く、ベンチ(実測)結果は「読み出し20MB/秒~30MB/秒」、「書き込み速度は10MB/秒台」と非常に遅いのが難点でした。しかし2016年以降の製造モデルでは転送速度が改善されており、「読み出し90MB/秒・書き込み50MB/秒」の“ハイスピード”と呼べる転送速度を実現しています。128GBは「大容量」に分類されるカード容量であるため、転送速度が非常に重要です。「SanDisk Ultra microSDXCカード 128GB」はハイスピードと呼べる転送速度を出せるのでオススメ。有名メモリ専門店「風見鶏」の出品商品であれば約4550円で購入できます。27位にはサンディスク200GBモデルがランクイン。5位のサンディスク200GBと同じ型番(SDSDQUAN-200G-G4A)で出品されているため、両者に違いはありません。5位と27位、どちらもグローバル(世界標準)モデルのサンディスク200GBです。


【東芝】 EXCERIA(赤)の64GBが1800円台
東芝製マイクロSDカードの標準モデル「EXCERIA」シリーズが22位(128GB)、23位(32GB)、28位(64GB)にランクイン。注目したいのは22位の「128GB」モデル。東芝EXCERIAマイクロSDカードの最大容量です。最も容量の大きな東芝製マイクロSDカードが欲しければ、「東芝 EXCERIA microSDXCカード 128GB」を選んでください。32GBや64GBに関しては、色が異なるだけの同一仕様(最大読み出し48MB/秒)モデルなので、単純に「安いもの」や「好きな色(赤×白もしくは青×白)」、「ランキング順位の高いもの」といった基準で選べば良いと思います。28位のEXCERIA(赤)64GBはjnhショップが独占販売。40位にも全く同じEXCERIA(赤)がランクインしていますが、こちらはショップを選択することができるメリットがあります。私は「秋葉Direct」というショップにて東芝EXCERIA(赤)64GBを購入しました。東芝EXCERIAの購入アドバイスは、東芝製マイクロSDカード・EXCERIA(赤)の選び方ガイドをご覧ください。


【トランセンド】 最上位モデル「Ultimate 633x」の特徴
25位のトランセンド「Ultimate 633x」シリーズは、トランセンド製マイクロSDカードの中で「最も転送スピードが速い」、最上位モデルです。公称値は「読み出し95MB/秒・書き込み85MB/秒」。文句なくハイスピードと言えるレベルです。さらには耐久性が高いことで知られる「MLCチップ(MLC NANDフラッシュメモリ)」を使用しているため、「高耐久」「高信頼」といった安心面でもオススメできるモデルです。安さを追求するならAmazon売れ筋ランキング1位~4位を独占している「Transcend Premium 400x」シリーズですが、「超高速転送」「耐久性」「信頼性」で選ぶなら、トランセンド最上位モデル「Transcend Ultimate 633x」シリーズを選んでください。64GBと32GBがラインナップされています。私は64GBモデルを購入しました。「Transcend Premium 400x」とは比にならないハイスピード「読み出し95MB/秒・書き込み85MB/秒」を体感できます。「Transcend Ultimate 633x マイクロSDカード64GB」のレビューは、爆速MLC!トランセンドUltimate 633x microSDXC 64GBレビューをご覧ください。


【ソニー】 高価なSONYマイクロSDカードも輸入品なら安い
30位のソニー「SR-64UY2A」は、ソニー製マイクロSDカードの中で最もスタンダードなモデル「SR-UY2A」シリーズの「64GB」モデル。公称値は「読み出し70MB/秒」。私もソニー「SR-64UY2A」を購入してベンチマークテストを行いましたが、読み出し速度は公称値を上回る92MB/秒。書き込み速度は27MB/秒でした。読み出しはハイスピード、書き込みはまずまず(平凡)です。XPERIAスマートフォン使用者やSONYファンであれば、買って後悔のない「ソニー製マイクロSDカードの最も標準的なモデルの64GB」であると言えます。ソニー製64GBにもかかわらず、約2670円で買うことができるのでお得だと思います。ソニー「SR-64UY2A」の購入レビューは、SR-64UY2Aは最も安いソニー4K対応microSDカード64GBをご覧ください。


【サムスン】 ラインナップは4種類。「PRO」がオススメ
26位にサムスン「EVO」シリーズの32GBがランクインしました。私も「EVO」の128GBと16GBを購入した経験があり、「サムスン製マイクロSDカードの最安モデル」としてオススメできる製品です。サムスン製マイクロSDカードは、「EVO」「EVO+」「PRO」「PRO+」、4つのシリーズがラインナップされています。転送速度が速い順に、「PRO+(最高速)」、「PRO」、「EVO+」、「EVO」となっており、26位の「EVO」シリーズは「サムスン製マイクロSDカードの中で最も安く買える製品」です。転送速度は「読み出し48MB/秒」と公称されており、この数値はトランセンド「Premium 300x(45MB/秒)」や東芝「EXCERIA赤・青(48MB/秒)」などと同じスピードです。ワンランク上の転送速度がほしければ「EVO+」を選んでください。読み出し80MB/秒・書き込み20MB/秒にグレードアップします。「PRO」「PRO+」はサムスン製マイクロSDカードの「超高速モデル」となっており、「PRO」は「読み出し90MB/秒・書き込み80MB/秒」を実現。最上位モデルの「PRO+」に至っては「読み出し95MB/秒・書き込み90MB/秒」の“ウルトラハイスピード”を誇っています。ただしベンチマークテスト結果は「PRO」と「PRO+」に大差が見られず、その一方で価格差は離れているため、私は「価格と転送速度のバランスに優れている」という理由から、2番目にハイスピードな「PRO」シリーズをオススメしています。サムスン「PRO」と「PRO+」の速度差は、サムスンPRO+ microSD使用レビュー SAMSUNG PROとの速度差は微妙をご覧ください。


【ギガストーン】 台湾メーカーの128GB
台湾本社のGigastone(ギガストーン)は、2010年設立。2012年に日本法人が設立された、メモリ製品専門メーカーです。メジャーとは言えないギガストーンが29位にランクインした理由としては、「128GBという大容量が4470円という低価格で買うことができる」、というコストパフォーマンスの良さに尽きます。ベンチ結果は読み出し80MB/秒前後、書き込み30MB/秒前後であり、なかなかのスペックです。ただし「128GB」はトランセンド、サムスン、TEAMなど「安さで競合するメーカー」の製品も4千円台で購入することができるため、「あえてギガストーンを選択する理由は見当たらない」というのが私見ではあります。

サムスンmicroSDカード「PRO/PRO+/EVO/EVO+」の選び方をアドバイス



amazonランキング|31位-40位



31位 東芝 64GB(30MB/s)
32位 トランセンド 2GB
33位 シリコンパワー 64GB(Superior PRO)
34位 トランセンド 64GB(Premium 300x)
35位 ソニー 128GB(SR-128UY2A)
36位 東芝 8GB
37位 トランセンド 4GB(Class4)
38位 サムスン 64GB(EVO+)
39位 サンディスク 64GB(Extreme)
40位 東芝 64GB(EXCERIA・赤)


【東芝】 「30MB/s」は旧世代モデル
31位に「64GB」がランクインしています。低価格ではあるものの、公称値が「読み出し30MB/秒」と遅いため、転送速度の面においてオススメできません。「赤×白」や「青×白」デザインの「EXCERIA(エクセリア)」であれば「読み出し48MB/秒」の転送速度が出せるため、真っ黒なデザインの東芝マイクロSDカードを積極的に選ぶ理由というのは見当たりません。ランキング36位の「8GB」モデルに関しても、容量が非常にちいさく、「スピードクラス4」という旧世代な規格であるため、おすすめはしません。40位には「EXCERIA(赤×白)」の64GBがランクインしており、私もコレを買いました。28位にも同じ「EXCERIA(赤×白)64GB」がランクインしていますが、製品仕様(転送速度)などは同じ。違いは「販売しているショップ」です。私は、40位のほうを「秋葉Direct」というショップ経由で購入しました。28位のほうはショップを選択できないため、個人的には40位の「EXCERIA(赤×白)」商品ページにアクセスし、複数ショップの中から信頼できるショップを選択するほうが良いと思います。「秋葉Direct」は、60年前から秋葉原の同じ場所に店舗を構えている老舗ショップを構える「浜田電機」運営のメモリ専門店なので安心、おすすめです。


【シリコンパワー】 最上位モデル「Superior PRO」の特徴
33位の「Superior PRO」シリーズは、シリコンパワー製マイクロSDカードの最上位モデル。公称値は「読み出し90MB/秒・書き込み80MB/秒」。UHSスピードクラス3(U3)対応のハイエンドモデルです。“安さ”が魅力のシリコンパワー製マイクロSDカードの中で「最も転送速度がハイスピードなモデル」を購入したいのなら、「Superior PRO」シリーズを選択してください。転送スピードを気にしないのであれば、最安モデル「Elite」シリーズがおすすめ。


【ソニー】 大容量128GBが5000円台
35位にランクインしているのは、ソニー製マイクロSDカードの標準モデル「SR-UY2A」シリーズの最大容量「128GB」モデル。30位にも「64GB」モデルがランクインしています。ソニーのmicroSDカードは定価が高いのですが、Amazonで販売されている並行輸入品であれば、128GBを約5680円、64GBを約2670円で購入することができます。


【サムスン】 「EVO」より速い、「EVO+」の特徴
38位にサムスン「EVO+」シリーズの64GBがランクイン。「EVO+」は、最安「EVO」シリーズの上位ラインナップです。最安「EVO」シリーズの転送速度が「読み出し48MB/秒」であるのに対して、「EVO+」は「読み出し80MB/秒・書き込み20MB/秒」を実現。「EVO」と比較して、「EVO+」シリーズは「転送速度が速い」というメリット、「そのぶん少しだけ高価」というデメリットがあります。「EVO」64GBが2180円であるのに対し、「EVO+」64GBは2480円。300円の価格差を許容できるのなら、転送スピードの速い「EVO+」64GBをオススメします。


【トランセンド】 Premium 300xとPremium 400xの違い
34位の「Premium 300x」シリーズは、「読み出し速度45MB/秒」モデル。Amazon売れ筋ランキング上位独占の「Premium 400x」シリーズは、「読み出し速度60MB/秒」モデル。転送スピードに違いがあります。私が最初に購入したのはトランセンド「Premium 300x」64GBでしたが、その後に「Premium 400x」64GBを買い増しました。Amazon売れ筋ランキングの1位、2位、4位を独占中の「Premium 400x」シリーズを選ぶのが無難です。


【サンディスク】 ExtremeとExtreme PROの違い
40位にランクインしたサンディスク「Extreme」シリーズは、最上位「Extreme PRO」シリーズの下位モデル。公称値は「読み出し速度60MB/秒・書き込み速度40MB/秒」。UHS-Iスピードクラス3(U3)対応製品。「U3対応製品としては安い」というメリットがあるものの、転送速度は中途半端なので、最高速のサンディスク製マイクロSDカードなら「Extreme PRO」を、安さを追求するなら「Ultra」シリーズを選ぶのがオススメです。相場が下がってきた今、最上位モデル「Extreme PRO」の64GBも4550円で買うことができるため、中位モデル「Extreme」シリーズの存在感や優位性は薄く感じられます。

ソニー SONY|マイクロSDカード全種類&選び方をアドバイス



amazonランキング|41位-50位



41位 microSD→Pro Duo変換アダプター
42位 東芝 16GB(30MB/s)
43位 サンディスク 32GB(Extreme PRO)
44位 東芝 EXCERIA 128GB
45位 サンディスク 2GB
46位 サンディスク 32GB(Ultra)
47位 トランセンド 32GB(Class10)
48位 トランセンド 8GB(Class10)
49位 トランセンド 32GB(Ultimate 600x)
50位 サムスン 32GB(EVO+)


【東芝】 EXCERIA(赤)の128GBに注目
44位に東芝製マイクロSDカードの標準モデル「EXCERIA(エクセリア)」の最大容量128GBモデルがランクイン。22位にも全く同じ「東芝EXCERIAマイクロSDカード128GB」がランクインしており、両者に「転送速度」などの違いはありません。違いは「価格」と「販売しているショップ」です。22位のほうは4780円で「jnhショップ」が独占販売している一方で、44位のほうは複数ショップから選択することができ、有名メモリ専門店「風見鶏」では4400円で買うことができます。


【サンディスク】 Extreme PROがやっぱり人気
サンディスク最上位モデル「Extreme PRO」シリーズの32GBモデルが43位にランクイン。サンディスク「Extreme PRO」64GBモデルは24位にランクインしています。「Extreme PRO」は読み出し95MB/秒・書き込み90MB/秒の超高速モデル。UHSスピードクラス3(U3)対応の「4K動画対応」モデルです。4K動画が撮影できるXPERIA Z5/Z4/Z3/Z2/ZL2やソニー製アクションカム、ウェアラブルカメラ「GoPro(ゴープロ)」や「DJI Phantom」などのドローン製品で使いたい、「超高速」「高信頼」のサンディスク最上位モデル「SanDisk Extreme PRO」シリーズは、転送スピードの速さとトップブランドの安心感を両取りしたい方にオススメ。動画撮影(特に4K)は1ファイルあたりのデータ容量が大きいため、32GBモデルよりは、シリーズ最大容量となる64GBモデルの使用が推奨されます。


【トランセンド】 Ultimate 600xとUltimate 633xの違い
トランセンド「Ultimate 600x」の32GBモデルが49位にランクイン。最上位「Ultimate 633x」シリーズの下位に位置するモデルです。公称値は「読み出し90MB/秒」。書き込み速度のベンチ結果は60MB/秒台が上限となっており、最上位「Ultimate 633x」の書き込み85MB/秒と比べて若干見劣りします。また、ラインナップされている容量は32GBが最大となっています。最上位モデルのトランセンド「Ultimate 633x」シリーズは「読み出し95MB/秒・書き込み85MB/秒」を実現し、64GBと32GBをラインナップしています。トランセンド「Ultimate 633x」「Ultimate 600x」に共通するメリットとして、高耐久で知られる「MLC NANDフラッシュメモリ」を採用している点が挙げられます。一般的なマイクロSDカードで使われている「TLC」に比べ、「MLC」は書き込み回数の耐久性が優れているという特徴があります。私はトランセンド「Ultimate 633x」の64GBモデルを購入しました。使用レビューは爆速MLC!トランセンドUltimate 633x microSDXC 64GBレビューをご覧ください。MLC NANDフラッシュを採用したマイクロSDカードの製品リストは、MLCが使われているマイクロSDカードまとめ 高信頼・高耐久の目安をご覧ください。






まとめ|amazonでマイクロSDカード購入時のポイント


トランセンド Transcend Premium 400x
Amazonで一番売れているマイクロSDカードを買いたければ、トランセンド「Premium 400x」シリーズを選んでください。Amazon最安レベルの低価格を実現しながら、「無期限保証」と「SD変換アダプター」「カード収納ケース」がセットされたお得感たっぷりの人気商品です。

トランセンド Transcend Premium 633x
トランセンド製マイクロSDカードの最上位モデルを買いたければ、トランセンド「Ultimate 633x」シリーズを選択してください。「読み出し速度95MB/秒・書き込み速度85MB/秒」という転送スピードは、マイクロSDカード全製品の中でもトップクラスの高速性能。さらに高耐久が特徴の「MLC NANDフラッシュメモリ」を搭載しているため、他のマイクロSDカード(TLC NANDフラッシュ)に比べて書き換えの耐久性に優れているというメリットがあります。トランセンド「Ultimate 633x」の64GB使用レビューは、爆速MLC!トランセンドUltimate 633x microSDXC 64GBレビューをご覧ください。

トランセンド High Endurance
ドライブレコーダー用のマイクロSDカードをお探しなら、トランセンド「High Endurance」シリーズを選んでください。「High Endurance」の意味は、「高耐久」。耐久性に優れたMLC NANDフラッシュが使われた数少ない高耐久モデルです。使用レビューはドラレコ向けmicroSDカードならトランセンドHigh Enduranceがおすすめをご覧ください。


サンディスク Extreme PRO
メモリーカードのトップ企業・SanDisk(サンディスク)の最上位モデルが欲しければ、「SanDisk Extreme PRO」を選んでください。読み出し95MB/秒・書き込み90MB/秒、UHS-Iスピードクラス3対応の最強モデル。「サンディスクの看板商品」を使用している満足感も味わうことができます。私もXPERIAスマートフォンではサンディスク200GB(音楽専用)とサンディスクExtreme PRO 64GB(動画撮影)を併用しています。SanDisk Extreme PROの使用レビューは、サンディスクmicroSDカード「Extreme PRO 64GB」使用レビューをご覧ください。

サンディスク Ultra
サンディスクの標準的(スタンダード)なモデルが欲しければ、サンディスク「Ultra」シリーズを選んでください。16GB~32GBの控えめな容量はもちろん、200GBモデルや128GBモデルといった大容量もラインナップしており、「低価格で買えるSanDisk製マイクロSDカード」として支持されているのが、サンディスク「Ultra」シリーズです。


東芝 EXCERIA
東芝製マイクロSDカードを安く買いたければ、「EXCERIA」を選んでください。Amazonランキング上位にランクインしているのは、「赤×白」または「青×白」デザインですが、両者に「転送速度」や「仕様」の違いはありません。同じ「読み出し速度48MB/秒」です。「青×白」「紫×白」デザインの東芝EXCERIAは、中国地域限定の販売品です。「赤×白」デザインの東芝EXCERIAは、日本を含むグローバルモデル(世界標準)です。

東芝 EXCERIA PRO
東芝製マイクロSDカードの最上位モデルは、東芝「EXCERIA PRO」。読み出し速度270MB/秒という圧倒的ハイスピードを出すことができるUHS-II対応マイクロSDカードです。16GBモデルを購入しましたが、私の環境では読み出し230MB/秒・書き込み200MB/秒が上限でした。UHS-IIカードリーダーを使用する必要があるため「一般的なマイクロSDカード」ではありませんが、転送スピードの速さをストイックに追求するのなら、東芝「EXCERIA PRO」がオススメ。ちなみに真っ黒なデザインの「EXCERIA」マイクロSDカードは、「読み出し95MB/秒・書き込み60MB/秒」のハイスピードモデル。16GBと32GBが現行品。私が購入した64GB(生産終了品)はAmazonで買うことができます。東芝EXCERIA PRO(UHS-II)のレビューは、東芝の本気!EXCERIA PROは最大270MB/sの超高速microSDカードをご覧ください。


サムスン EVO、EVO+
サムスン製マイクロSDカードの中で「最も安いモデル」を買い求めるなら、サムスン「EVO」シリーズを選んでください。一番安いという価格的メリットがあるかわりに、読み出し速度48MB/秒はサムスン製マイクロSDカードの中で最低速度です。「少しだけ高くても構わないから転送速度を優先したい」なら、サムスン「EVO+」シリーズを選んでください。最安「EVO」シリーズと比べて数百円レベルの金額差はありますが、「読み出し速度80MB/秒」というハイスピードが得られます。「EVO」シリーズの128GBレビューは、夢の128GB microSDカード購入レビュー。スマホの大容量化を実現をご覧ください。

サムスン PRO、PRO+
サムスン製マイクロSDカードの中で「転送スピードが最も速いモデル」を買い求めるなら、サムスン「PRO+」シリーズを選んでください。「読み出し95MB/秒・書き込み90MB/秒」は、全マイクロSDカード製品の中でトップクラス。UHS-Iスピードクラス3(U3)対応の4K動画撮影に適したモデルです。サムスン「PRO+」の下位モデル「PRO」は、「読み出し90MB/秒・書き込み80MB/秒」。最上位「PRO+」と比べて僅かに劣るものの、ベンチマークテスト(実測)の結果では転送速度差はほとんど認められませんでした。UHS-Iスピードクラス3(U3)に対応しており、「PRO+」と比べてかなりの割安感があることから、個人的には「PRO+」よりも「PRO」のほうをオススメしています。サムスン「PRO」マイクロSDカード32GBと、SDカード64GBを常用しています。サムスン「PRO」と「PRO+」の比較レビューは、サムスンPRO+ microSD使用レビュー SAMSUNG PROとの速度差は微妙をご覧ください。


ソニー SR-UY2A
ソニー製マイクロSDカードの標準的モデルを安く買うなら、「SR-UY2A」シリーズがおすすめ。公称値は「読み出し70MB/秒」ですが、ベンチマークテスト結果は「読み出し92MB/秒・書き込み27MB/秒」を計測。「ハイスピードな読み出し速度」と「まずまずの書き込み速度」、「ソニー製マイクロSDカードとしては安く買えるモデル」という価格的なメリットを踏まえたうえで、ソニー「SR-UY2A」シリーズは最もオススメできる選択肢と言えます。最大容量128GBをラインナップしています。64GBモデルの使用レビューは、SR-64UY2Aは最も安いソニー4K対応microSDカード64GBをご覧ください。

ソニー SR-UX2A
ソニー製マイクロSDカードの現行品で「最も転送スピードの速いモデル」は、ソニー「SR-UX2A」シリーズ。「読み出し95MB/秒・書き込み70MB/秒」、UHS-Iスピードクラス3(U3)性能を有しています。私が購入した旧モデル・ソニー「SR-UXA」の64GBモデル「SR-64UXA」は、「読み出し95MB/秒・書き込み50MB/秒」。現行品「SR-64UX2A」と比べて「安い」というメリットがあるため、僅かに劣る書き込み速度を許容できるのなら、旧モデル「SR-64UXA」シリーズがおすすめです。使用レビューはSR-64UXAの実力をレビュー、1番速い4K microSDカード64GBをご覧ください。

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